大阪からの生徒さんも来られています~さくらみろうけつ染め教室~

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さくらみ教室・習い事

2018/10/04 大阪からの生徒さんも来られています~さくらみろうけつ染め教室~

神戸六甲アートスペースさくらみ代表 松本みのぶです。

 

最近、ろうけつ染めの習える場所を探して、さくらみを見つけてくださった生徒さんが、大阪から通ってきてくれています。

 

この生徒さんのように「ろうけつ染め」をしたい!と思って探してくださる方は、

かなり少ないです。

 

というのも、そもそも「ろうけつ染め」とはどんなものかというのが、世間に広く知られていないから・・・

 

母世代(若い方なら、おばあちゃん世代)の方の若いころには、ずいぶんと習い事として流行ったという話も聞くのですが、

 

逆に、昔流行った「ろうけつ染め」のイメージをお持ちの方は、

きっと、昔風のものを思い浮かべられるかと思います。

風呂敷とか、座布団とか(^^;

 

 

しかし、あくまで「ろうけつ染め」は技法の一つであるので、

あんなデザインやこんなデザイン、洋風にも現代風にも表現することができるのです。

 

それに、染めるのは布ですので、使う布、身にまとう布として、スカーフ、ハンカチからランチョンマット、タペストリーから服地に至るまで、どんなものを作るのも自在。

 

もちろんパネルに張ったり、額装したり、美術作品として制作するのも自在。

現代美術に挑戦するのだってアリです!

 

作品例、初心者の方の作品写真などはコチラ

六甲道で大人の習い事を~さくらみろうけつ染め教室~

 

 

では実際どんな風に染めるのか?

 

今日は、そのろうけつ染めの技法について、ご紹介したいと思います。

 

これはカエル好きの方が注文してくれた、カエル柄のトートバッグです。

(布を染めて後でトートバッグに仕立ててもらったものです)

 

 

① まず、スケッチをもとに、草稿紙に図案を描きます。

草稿紙は模造紙など、どんな紙でも構いません。

② 布にトレースします。私の場合は8B鉛筆です。

 木枠にぴんと張った状態で、まず泡のぶぶんロウを置きます。
泡の部分は、もともとの地色で残るので、白色でこれ以上染まりません。
さらにカエルの薄い色の部分を刷毛で染めました。
これは、一色目。カエルの手とかお腹の薄い黄色を染めたところです。
③ 薄い黄色で染めた部分を、カエルの図案の形通りにロウを置いていきます。
さらに少し濃い黄色を重ね、カエル側で黄色い色で残すところにロウを置き、一気に背景となる明るい黄色を染めていきます。

乾いたら、背景部分にロウを置きます。

④ カエルの緑色の部分、黒い目とかの部分を、より薄い色から順番に染めていきますと、こんな感じに仕上がりました。(まだロウが付いている状態です)

 

⑤ これはシルクの生地なので、ロウを落とした後、蒸して出来上がりです~!

 

同じ図案でカエル柄のスカーフも作ってみました(^^♪

 

 

というように一つの図案で、いろいろなものに応用出来るのです。

 

絵を描くのが苦手、という方も、塗り絵のように図案を塗っていく感じです。

染めるのって気持ちいいですよ~(^^♪

図案づくりはもちろんお手伝いします!

 

ぜひぜひろうけつ染めの醍醐味を味わいに来てみてください。

 

教室・ワークショップ

 

 

https://artspacesakurami.jp/price/

 

 

月1回から、おひとり様からでも大丈夫ですよ!

詳細お問い合わせくださいませ。

 

 

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