ピアノとダンスとろうけつ染めのコンサート、昨夜無事終了いたしました！

神戸六甲アートスペースさくらみ代表　松本みのぶです。

 

かねてよりお知らせしておりました「ピアノとダンスとろうけつ染めのコンサート」、無事終了いたしました。

 

たくさんのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。

 

 

重松壮一郎さんのピアノ、コンテンポラリーダンスユニット　フラヌールのダンス、私のライブろうけつ染めという異色のコラボレーションですが、

 

この3者での共演も、今回で4回目となります。

 

 

まずワタシのろうけつ染めの話で恐縮ですが、

 

毎回、ライブろうけつ染めで、書を書いたり、即興で模様を描いたり、お客様と一緒に染めたり・・・と、いろいろなことに挑戦してきましたが、

 

今回は、「最初から最後まで、コンサートの時間全部を使わせていただいて、ちゃんと一つの作品を仕上げたい！」というワガママをお二方に聞いていただき、

 

コンサートの前日までに、このような下絵を準備しました。

 

 

夕焼けと、

 

 

 

朝焼けをイメージして染めたものです。

 

 

 

そして、コンサート当日11月3日。

 

フラヌールのパフォーマンスから始まりました。

 

 

 

 

 

フラヌールによると、吊るしている糸で区切った空間は、「過去・現在・未来」をイメージしたものだそうです。

 

なので、私も向かって右側に「さようなら」の絵を、左に「こんにちは」の絵を配置しました。

 

 

でも、コンテンポラリーダンスとは、お客様にどんどん自由に想像力をはたらかせていただいて構わない、解釈はそれぞれ異なっていてよいものらしいので（受け売りです(笑)）

 

私たちそれぞれ、来てくださったお客様それぞれの「さようなら」と「こんにちは」、心の中に浮かんだイメージはそれぞれ異なっていても、

 

観て、聴いていただいて、それがきっかけとなって何か心に喚起するものがあったならとても幸せです。

 

 

 

 

 

ここまでで前半終了～！

 

予定では、余裕で時間内に染めあがるはずだったのですが、途中時間が足りなくなってめちゃくちゃ焦ったー(^^;

 

 

そして後半。

 

重松さんの即興演奏が始まります。

 

 

 

私も2枚目に取り掛かりました。

 

 

最後は三組での共演です。

 

 

 

一つのテーマに向かって、こうやって一つの作品を一緒に作り上げる機会をいただけるというのは、

 

そして、それを皆さんに観て、聴いていただけるのは、なんて幸せなことなんだろう、と思いつつ布を染めておりました。

 

来年は、重松さんとのコラボコンサートを初めてちょうど10年。

フラヌールが加わって5年の節目の年になります。

 

また新しいテーマに向けて、新しく挑戦していきたいと思っております。

 

 

9時半ぐらいに始まった打ち上げ。

遅くまで残ってくださった皆さん、本当にありがとうございました！！

 

 

 

「こんにちは、さようなら」

 

完成したのはこちらです。

↓