078-855-4273
〒657-0038 兵庫県神戸市灘区深田町1丁目2-21グリーンノート六甲2A
営業時間 9:00~22:00 定休日 不定休
ほおずき柄の姪っ子の浴衣が染め上がりました~神戸六甲染色教室さくらみ~
神戸六甲アートスペースさくらみ代表 松本みのぶです。
コロナ禍の中、なかなか思うにまかせぬ毎日ですが、
3月末に、3歳になった姪っ子の浴衣を染め始めました。
浴衣を染めるのは、初めてなのです。
実は、恥ずかしながら私全く和裁の知識がなく、
「浴衣の仕組み」が分からないので、「ゆかた、染めたいなあ」と思いながら、今まで染めずに来ていました。
姪っ子の浴衣なら、子供のサイズだし染められるかな~と思い(←甘かった!)、
知り合いの和裁の先生に「浴衣の仕組み」を教えてもらい、「身頃2枚」、「袖2枚」、「衽(おくみ)と袖」のパーツに切り分けてもらいました。
というのも、さくらみには柱が無いので、こういう器具↓(張り手といいいます)が使えず、
それぞれのパーツを伸子で張って染めることにしました。
ほおずきの柄にしようと決め、まずは、図案作成。
ひとかたまり(1メートル弱)の柄のかたまりをまず作りました。
それを生地に8Bの鉛筆でトレース。
全部トレースしたら、結構な分量に・・・
それらを伸子に張り、染色作業開始!
まずは、白で残す網ほおずき(透かしほおずき)の部分にロウを置きます。
さらに網の部分を、「チャンチン」というミニじょうろ的な器具にロウを入れて、ロウ置きをしていきます。
色を入れます。地色はペパーミントグリーンにしました。
ほおずきの実の部分以外(ペパーミントグリーンで残すところ)にロウを置きます。
図案の周りにロウを置く作業を「せき出し」というのですが、
せき出しする面積が想定外に大きく、気が遠くなりそうでした笑
右が、せき出ししたものです。
せき出し、全部できたー。
ここから、実や葉の部分に色を付けていきます。
こんな感じです。
同じように、身頃も染めていきます。
でーきーたー!
あとは、専門の業者さんにお願いして、ロウを落としてもらいます。
ロウを落としてもらった生地に、フィキサーを塗布して定着させます。
今回使ったのは、古いタイプのフィキサーで、一昼夜置いて定着させるものです。
生地と生地がくっつかないように、ビニールを間に挟んでミルフィーユ状にします。
とにかく丁寧に、フィキサーを裏表塗りつけないといけないので、この作業が実は一番大変。
汗が落ちたら一発アウトだし、皮膚についたら恐ろしく荒れるし、嫌だーーー!
翌日、水洗!
洗う、ぬめりがなくなり、色落ちがしなくなるまでひたすら洗う!
水洗後、寸胴鍋に熱湯を入れ、ソーピング剤を少し加えて、煮ます。
着るものや使うものはソーピングしたほうが、後で色にじみなどが無くなってすっきり仕上がるとのこと。
ソーピング出来たらまた水洗いし、
絞って、タオルドライし、アイロンがけをして完成です!!!
出来たーーー!!!
和裁の先生に縫ってもらいに行ってまいります。
神戸六甲染色教室さくらみ ろうけつ染め作品で素敵な巾着バッグが出来上がりました!~生徒募集中 生徒さんは95%初心者の方です~
アートスペースさくらみ
電話番号 078-855-4273 住所 〒657-0028 兵庫県神戸市灘区森後町2丁目3-12 ゴールドウッズ六甲ビル4F(ビル南側にエレベーターがございますのでそちらをご利用ください) 営業時間 8:00~22:00 定休日 不定休
22/04/07
22/01/18
21/12/02
TOP
神戸六甲アートスペースさくらみ代表 松本みのぶです。
コロナ禍の中、なかなか思うにまかせぬ毎日ですが、
3月末に、3歳になった姪っ子の浴衣を染め始めました。
浴衣を染めるのは、初めてなのです。
実は、恥ずかしながら私全く和裁の知識がなく、
「浴衣の仕組み」が分からないので、「ゆかた、染めたいなあ」と思いながら、今まで染めずに来ていました。
姪っ子の浴衣なら、子供のサイズだし染められるかな~と思い(←甘かった!)、
知り合いの和裁の先生に「浴衣の仕組み」を教えてもらい、「身頃2枚」、「袖2枚」、「衽(おくみ)と袖」のパーツに切り分けてもらいました。
というのも、さくらみには柱が無いので、こういう器具↓(張り手といいいます)が使えず、
それぞれのパーツを伸子で張って染めることにしました。
ほおずきの柄にしようと決め、まずは、図案作成。
ひとかたまり(1メートル弱)の柄のかたまりをまず作りました。
それを生地に8Bの鉛筆でトレース。
全部トレースしたら、結構な分量に・・・
それらを伸子に張り、染色作業開始!
まずは、白で残す網ほおずき(透かしほおずき)の部分にロウを置きます。
さらに網の部分を、「チャンチン」というミニじょうろ的な器具にロウを入れて、ロウ置きをしていきます。
色を入れます。地色はペパーミントグリーンにしました。
ほおずきの実の部分以外(ペパーミントグリーンで残すところ)にロウを置きます。
図案の周りにロウを置く作業を「せき出し」というのですが、
せき出しする面積が想定外に大きく、気が遠くなりそうでした笑
右が、せき出ししたものです。
せき出し、全部できたー。
ここから、実や葉の部分に色を付けていきます。
こんな感じです。
同じように、身頃も染めていきます。
でーきーたー!
あとは、専門の業者さんにお願いして、ロウを落としてもらいます。
ロウを落としてもらった生地に、フィキサーを塗布して定着させます。
今回使ったのは、古いタイプのフィキサーで、一昼夜置いて定着させるものです。
生地と生地がくっつかないように、ビニールを間に挟んでミルフィーユ状にします。
とにかく丁寧に、フィキサーを裏表塗りつけないといけないので、この作業が実は一番大変。
汗が落ちたら一発アウトだし、皮膚についたら恐ろしく荒れるし、嫌だーーー!
翌日、水洗!
洗う、ぬめりがなくなり、色落ちがしなくなるまでひたすら洗う!
水洗後、寸胴鍋に熱湯を入れ、ソーピング剤を少し加えて、煮ます。
着るものや使うものはソーピングしたほうが、後で色にじみなどが無くなってすっきり仕上がるとのこと。
ソーピング出来たらまた水洗いし、
絞って、タオルドライし、アイロンがけをして完成です!!!
出来たーーー!!!
和裁の先生に縫ってもらいに行ってまいります。
アートスペースさくらみ
電話番号 078-855-4273
住所 〒657-0028 兵庫県神戸市灘区森後町2丁目3-12 ゴールドウッズ六甲ビル4F(ビル南側にエレベーターがございますのでそちらをご利用ください)
営業時間 8:00~22:00
定休日 不定休