神戸六甲で染色を体験しませんか？～しぼり染めのブラウスとろうけつ染めデザイン書道～

神戸六甲アートスペースさくらみ代表　松本みのぶです。

 

先日、さくらみのHPを発見してくださった方々が、ろうけつ染めアート書道と絞り染めを体験しに来てくださいました♡

 

Sさんは、篆書体を画面の真ん中にレイアウトされ、８Bの鉛筆でまずトレース。

 

 

完成した時その色を残したいと思う場所に、黄色やターコイズブルーを刷り込んで乾かし、乾いたらその上から文字の上にロウを塗っていきます。

 

この段階で、星に見立てたロウを散らしておきます。

 

 

 

画面のやや右よりに、朱色を刷り込み、乾いたらロウをつけた筆で落款風のサインを入れられました。

 

壮大な銀河をイメージして、自由に色を入れていただきました。

濃い青とターコイズブルーがいい感じでグラデーションになって、素敵です！

 

 

 

 

素晴らしい作品が出来上がりました！！

今回はシリアスという染料を使ったので、ロウを落とした後に蒸しをかけて染料を定着させます。（←この作業はいつも京都の染色会社にお願いしています）

 

なので、体験された方には、今少しお待ちいただいているところですm(__)m

 

ろうけつ染め×デザイン書道の体験教室の様子です！

 

絞り染めは以下のような手順で体験していただきました(^^♪

 

花柄の地紋が入った生成り色の薄手の綿のブラウスを、他の色に染め変えたいというリクエスト。

 

まず、絞り柄を入れようと思われる場所をつまんで、ビニール紐でしっかりと結わえていただきました。

ブラウスが中で泳ぐぐらいのお鍋にお湯を沸かし、お好みの色を配合した染料を加えます。

そこに、一度水に浸して軽く絞ったブラウスを投入。

 

 

ムラにならないようにお箸で揺らしながら、色を濃くしていきます。

 

途中で、繊維にギュッと染料を浸み込ませるために水で溶いた塩を加えます。

本来は芒硝を入れますが塩でも十分代用出来ます。

 

この時、ブラウスをいったん外に出してから作業をしないと、

絶対にムラになるので注意が必要です。

 

あっという間に色が濃くなりますよ～

 

後で水洗いをして乾かしたら、かなり色が薄くなりますので、そのあたりを計算に入れて、染料を布に染みこませて濃くしていきます。

 

ちょうどよいころ合いを見て取り出し、水洗いをします。

 

 

 

染料が水に溶けださなくなったら、完成～！

 

括っていたビニールひもを外し、もう一度水洗いして、

脱水してアイロンをかけたら、早速着られます！

 

 

 

 

すそと肩のところにしぼりの柄が入って、イイ感じに染められました。

 

こちらもシリアス染料を使って染めました。

 

 

大阪からの生徒さんも来られています～さくらみろうけつ染め教室～

 

 

☆ろうけつ染め教室は、ご都合に合わせて次回の予約をしていただく形にしています。

スペースと私の体さえ空いていればいつでもという感じなので、初めての方はご希望の日時を教えていただければ調整いたしますよ。

 

お稽古は約2時間半。1回3500円（ハンカチは１枚につき330円）です。

 

興味のある方は、さくらみまでぜひお問い合わせください。

※他の布の在庫もありますが、初めての方はまずハンカチで体験していただいております。