サビ猫柄のろうけつ染めハンカチの工程~さくらみ代表 ろうけつ染めねこ作品の紹介その②~

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2019/05/19 サビ猫柄のろうけつ染めハンカチの工程~さくらみ代表 ろうけつ染めねこ作品の紹介その②~

神戸六甲アートスペースさくらみ代表 松本みのぶです。

 

先日、私のろうけつ染めの作品で、猫をモデルにしたものをいくつか紹介させていただきました。

 

さくらみ代表のろうけつ染めの作品を紹介します~ねこ編~神戸六甲の染色教室

上のリンクのブログ記事の中で、サビ猫ちゃんを図案にして、ハンカチに染めたものを紹介しております。

その時はまだロウが付いている状態だったのですが、

先日、ロウ落としが終わり、フィキサーで定着させて仕上がりました。

 

 

2枚作ったので、こんな感じです。

 

 

 

このサビ猫ちゃんハンカチを染める手順のご説明です。

 

まずスケッチ~。

 

 

スケッチをもとに図案を作って、ハンカチにトレースしていきます。

 

図案~!

 

 

トレース。

 

 

 

 

そして、染める作業に入っていきます。

 

まず、白で残す部分(目のふちと耳の一部)にロウを置いてから、ハンカチ全体に黄色の染料を刷毛ですりこみます。

 

その染料が乾いたら、黄色で残したいところにロウを置きます。

その状態です。↓

 

 

リボンの部分のあたりに、ピンク色の染料を。ハンカチのふちの部分に、同じくピンク色の染料を、それぞれ摺りこんんでいきます。

 

リボンは、重なりがあるので、薄いピンクの部分から順番に、乾かしてはロウを置き、ピンクの染料を塗り、乾かしてロウを置き…という作業を繰り返します。

あと猫の後ろの影の部分にも、黄土色をすりこみました。

 

 

リボンとハンカチのふちのピンクの部分、猫の影の黄土色の部分にロウが置けたら、あとはサビ猫ちゃんの毛の色を、薄い茶、こげ茶、赤茶色の3色の茶色で猫の形で残っている部分全体にぼかしていきます。

 

写真を見ながら、濃いところと薄いところのメリハリをつけながらぼかします。

 

乾いたところで、シマシマの模様とか、お鼻の黒いところとか、最終的に濃くしたいところ以外の部分にロウを置きます。

そしてロウを置いていない場所にそれぞれ濃い色の染料を入れていきますと、このような感じに(ちょっと途中の写真を撮り忘れていますが(^^;))↓

 

 

これで染色の作業はおしまい。

 

ロウを専門の業者の方に落としていただいて、定着作業、という運びになるのです。そして最初の写真に戻りますが、完成したのがこちらです。↓

 

 

この猫ちゃんのママさん、すごく喜んでくださって嬉しかったです♡

 

 

生徒さんのろうけつ染め作品完成しました!~神戸の染色教室さくらみ

☆ろうけつ染め教室は、ご都合に合わせて次回の予約をしていただく形にしています。

スペースと私の体さえ空いていればいつでもという感じなので、ご希望の日時を教えていただければ調整いたしますよ。

 

お稽古は約2時間半。1回3500円(ハンカチは1枚につき330円)です。

 

興味のある方は、さくらみまでぜひお問い合わせください。

※他の布の在庫もありますが、初めての方はまずハンカチで体験していただいております。

 

 

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