ろうけつ染め体験に沖縄からお越しいただきました！～神戸六甲でろうけつ染めをしませんか？～

神戸六甲アートスペースさくらみ代表　松本みのぶです。

 

昨日からの2日間、遠路はるばる沖縄から、ろうけつ染めを体験しにお客様がお越しになっています。

沖縄で服飾関係のお仕事をされているお母さまと、お嬢様おふたりの3名様です。

 

図案をトレースするところまでは、いつもの教室と同じ工程なのですが・・・

↓

 

 

ご自宅でロウ落としが出来ないと困るので、

自宅でロウを落とすためにはどうすればよいかを、事前に染料店にに相談して、普段使わないタイプの染料（リアック染料）と薬品を用意して皆さんをお待ちしておりました。

 

今回の作業は、

リアック染料を刷毛で塗る→乾かす→SDコンクソーダ（強アルカリの液体）をナイロン刷毛で塗る→20分放置→水洗い→乾かす→ロウを置く

という作業の繰り返し。

 

自宅でロウを落とす作業を可能にするためには、

一色一色染めた後に、SDコンクソーダという強アルカリの液体を塗って、さらに20分待つという、すごく手間のかかる作業をしなければならなくて(・・;)

 

まず、第一工程。

ここはいつものろうけつ染めと同じです。

 

 

これを乾かした後に、水で３倍に希釈したSDコンクソーダを塗り、20分置きます。

その20分の間に化学反応が起こり、布に定着するのだそうです。

そして、SDコンクソーダを出来る限り洗い流します。

 

 

 

 

昨日と今日の2日間で、四苦八苦しながらなんとか完成しました！

 

私も使い慣れていない染料と薬品だったので、かなり焦りつつでしたが(^^;)

 

 

 

 

お母さまは、ステンシル染めの要領もお知りになりたかったということで、

今日の午後から、ステンシル染めもちょっとやっていただきました。

 

 

神戸でろうけつ染め体験しませんか？こんな道具を使います